どーも!おたつ(@i_am_yutori_man)です!
当記事では、Astro C40 TRの「製品評価・内容物・外観・機能紹介・製品の良い点/悪い点」について書いていくで!
ついに国内販売開始されたAstro C40 TRじゃけど、実を言うと海外掲示板を見る限り問題が起きてたから購入を迷ってたんよ。

という方少なからずおるじゃろう。私もその一人じゃったから、海外から輸入するのは辞めてたわけじゃな。購入の決め手は、海外版と国内版では保証期間が違うということじゃ。
※製品は自分で購入しています
- 海外版半年
- 国内版1年
海外の掲示板を見る限り、保証が切れて少し経ったところで壊れたという書き込みが多かった。 しかしながら日本では、1年保証に変わった。裏を返せば、自信を持って1年間保証できる製品になったとも言える。
というわけで、Astro C40 TRの製品評価から見ていこう!
読みたいところをクリック【目次】
Astro C40 TR Controller 製品評価

Astro C40 TRだが、私が期待した以上のコントローラーだった。そのため評価は10段階のうち「9」とかなり高評価になった。
- コントローラーが大きいのに使いやすい
- ワイヤレス接続の遅延対策がされている
- スティックが海外版に比べて改良されている
- 必要ないと感じる機能がついていない
私は大きめのコントローラーが苦手で、基本的に純正コントローラーよりも大きい物は好みではなかった。しかしながらAstro C40 TRは、一回り大きいにも関わらず使いこなすことができた。
社外製のプロコンはワイヤレスで接続すると遅延が発生しやすい印象を持っていた。しかしAstro C40 TRは遅延を全く感じない。
またスティックに関しては海外掲示板でボロクソに叩かれていた。実際に使ってみると精度が良く、品質管理に問題のあるスティックとは到底思えなかった。
少し不満はあるが、期待以上の出来だったため、私にとってかなり満足度の高いコントローラーになった。

それじゃーどんなコントローラーか、製品外観や機能を見ていこう!
Astro C40 TR 内容物・仕様・外観

SCUF VANTAGE2に比べるとシンプルに見える内容物だ。
- コントローラー
- 無線アダプター
- ケース
- 変えスティック4本
- 専用USBケーブル
- 専用ドライバー
- 取扱説明書
頑丈なケースが付いているので、コントローラーを持ち運ぶときに便利だ。変えのスティックが4本付いているのも、ゲーマーにとって嬉しい仕様といえる。
- 無線アダプター:2.4Ghz
- ワイヤレス遅延:5ms
- バッテリー持続:12時間
- オーディオ:3.5mmオーディオプラグ
- 給電:マイクロUSB
- 重さ:310g
- PlayStation 4 Windows 8/10 PC
- USB 2.0
バッテリーは12時間持続、無線接続は5msの遅延しかないため快適に使うことができる。

ケース内部にスティックやドライバーを収める場所がある。細かい部分だが、ユーザー目線に立ってものづくりをしていると思える。

正面からコントローラーを見ると、やや大きめに見える。全体的にマット加工がされており、プラスチックを触っている感覚にならない。

背面には追加ボタンが2個・リマッピング用ボタン・トリガーストップが付いている。大きめのボタンなので押しやすそうに見える。

上部を見ると、プロファイル変更スイッチ・無線有線変更スイッチ・給電ポートがついている。C40のロゴが見えるのもカッコいい。

コントローラーを下から見ると、純正コントローラーと同じようにイヤホンジャックが付いている。

純正コンより大きく見えるけど、質感の高いコントローラーじゃな
Astro C40 TR 代表的な機能

Astro C40 TRだが、ユーザーにとって必要な機能を厳選して付けている印象だ。
- 背面追加ボタン(2個)
- トリガーストップ
- 背面グリップ
- スティック交換機能
- ★モジュール移動交換機能
- ソフトウェア機能
他のプロコンにない機能として「モジュール交換機能」がある。かなり良い機能なので、注目して見ると良いだろう。
①背面追加ボタン(2個)

背面には追加ボタンが2個付いており、自分の好きなボタンを割り当てることができる。上部gif画像のように簡単にリマッピングすることができる。
- 背面中央のリマッピングボタン長押し(振動する)
- 設定したい背面ボタンを押す
- 割り当てたいボタン(○✕など)を押してリマッピング完了
リマッピングにかかる時間は10秒程度なので、瞬時にボタンの割当変更ができる。
②トリガーストップ

トリガーの遊びを減らすことで、素早くボタンを押すための機能だ。背面に付いている赤色のレバーを上にすることで、機能がオンになる。
右側が機能オフの状態、左側が機能オンの状態となっている。こちらも瞬時に切り替え可能なので、必要なゲームだけオンにすることもできる。
③背面グリップ

背面にはグリップがついており、とても握りやすい。またコントローラー全体的にマット加工がされている。手汗の気になる人でも、追加でグリップを用意する必要がないので嬉しい。
④スティック交換機能

スティックは、上のgif画像みたいに引っこ抜くことができる。取り付けは簡単で同じように差し込むだけだ。

交換用スティックは高さと形状の異なるモノが2種類ずつ同梱されている。形状については「中央が凹型・中央凸型」がある。FPSフリークを想像すると分かりやすいだろう。
⑤モジュール移動交換機能

専用のドライバーを使うことで、スティックや十字キーの位置を変更することができる。分解するわけではないので、誰でも簡単に付け替えることが可能だ。
ネジを緩めたらスティックを持って引っ張ることで、簡単にカバーが外れる。すると、スティックの位置と十字キーの位置を入れ替えできる。

配置変えするだけでXBOXコントローラーのように使うことができる。
またモジュール交換機能の良い点として、スティックに問題が起きても基盤から交換することができる。アストロの純正品を国内で販売する予定があるのか分からないが、スティックに不具合が出て、簡単に直せるのはAstro C40 TRくらいだろう。
⑥ソフトウェア機能

Astro C40 TRのソフトウェアは今まで販売されていたプロコンではありえない部分までいじれる。プロファイルを選択したら詳細を触れるようになる。

ここでは各ボタンの割り当てを変更することができる。最近のゲームはキーコン変更できるモノが多いが、できないゲームで強みとなる。

スティック画面では、デッドゾーンの設定ができる。私の場合デフォルトで満足している。

ここではトリガーのデッドゾーンを設定できる。素早く反応させたいときに設定すれば良いだろう。

ミックスアンプに付いているサラウンド機能はないが、マイクの感度やイコライザの設定ができる。ヘッドセットをコントローラーに直接刺している人は、イコライザを変更することで有利になれる。

振動を取り外せるコントローラーは合っても、強さまで変えられるのはAstro C40 TRくらいだ。LEDを光らせたくなければここでオフにできる。

こりゃーいろんなところがいじれるソフトウェアじゃなあ
Astro C40 TR 使用して良かった点【感想】

Astro C40 TRは、大きいコントローラーが苦手な人も使えるキセキのプロコンである。
- 背面ボタンがとても押しやすく誤爆しない
- トリガーストップが使い物になる
- 大きいコントローラーが苦手な人も使いやすい
- 簡単にスティックの位置変更できる
- 不具合が出るとは思えないスティック
- 無線接続が超安定している
ミックスアンプで定評があるのも納得できる出来栄えだった。ここまで完成度が高い製品をはじめから投入できるのはすごい。 というわけでそれぞれ良かった点を見ていこう!
①背面ボタンがとても押しやすく誤爆しない

コントローラー背面に付いているボタンはとても押しやすい。2個の追加ボタンでは足りないと感じる人もいるかもしれないが、完璧に使いこなすならば2個が限界な気もする。
- 4個~6個あっても使わないボタンが出てくる
- プロコン初心者は、2個でも扱うのが難しい
Astro C40 TRは邪魔にならない位置に背面ボタンが付いているため、間違って押してしまうことはない。位置を把握するのも簡単なので、プロコン初心者にも勧められる。
②トリガーストップが使い物になる

使い物になるってどういうことだ?と思われるかもしれない。私の場合スカフに付いているトリガーストップの押し心地が好きではなかった。引っかかる感じがしてオンにしてプレイしたことがない。
しかし、Astro C40 TRはトリガーストップをオンにしても自然な押し心地で違和感を感じない。押しにくさは全くないので、オンにしてプレイしている。あまり期待していない機能だっただけに驚いた。

これマジで使いやすいからオンにするべきじゃ
③大きいコントローラーが苦手な人も使いやすい

私が一番ビックリしたのが大きいコントローラーが苦手なのに使いやすいこと。純正コントローラーと比べれば分かるが、一回り大きい。これは冒頭で言った購入を迷っていた理由の一つである。
今まで大きめのコントローラーを握って良かった試しがない。しかしながらAstro C40 TRは使い始めの違和感だけで、自然に扱えるようになった。ゲームをプレイしていて、指がしんどいと感じることは全くない。むしろ手が疲れないのは人間工学形状を研究して作られたからだろうか。純正コントローラーから切り替える方にも自信を持って勧められる製品だ。
④簡単にスティックの位置変更できる

少し複雑に感じる方もいるかもしれないが、専用の工具を使って30秒かからない時間で位置が変更できる。XBOXコントローラーやスイッチのプロコンが好きな人にも配慮されている。
背面ボタンの数は2個少ないが、ナコン2を現在愛用している人も乗り換えを検討する価値ある製品だ。
⑤不具合が出るとは思えないスティック

海外ではスティックドリフト問題や、少しスティックがガタガタするなどと言われていた。しかしながら実際に触ると全く品質の低さを感じないスティックだった。
おそらく海外で販売されていた初期ロット品とは違う物が日本向けに出荷されているのだろう。国内だけ保証が1年になったのも、メーカーが品質を改善した証拠に見える。

日本は海外に比べて品質基準が厳しいんじゃろうか
⑥無線接続が超安定している

私の知っている限り、社外製プロコンは無線接続の質が悪く、遅延が発生するため使い物にならない物が多い。コントローラー名をあげると、Razer raijuは遅延が酷すぎて、無線では使い物にならなかった。
しかしAstro C40 TRは無線アダプターが付いているので純正コンと同じように無線で快適に使うことができる。接続遅延も5msとかなり優秀なので、遅延を感じる人はいないだろう。
Astro C40 TR 使用して気になった点【感想】

私の中でかなり高評価なコントローラーだが、もちろん気になる点もいくつかある。
- 値段が高い
- 変えのモジュールが付属していない
- コントローラーでPS4の電源を入れれない
気になる点が製品の問題では無いので、かなり優良なコントローラーに見える。それでは見ていこう!
①値段が高い

Astro C40 TRは値段が高すぎて購入を迷っている人は多いだろう。純正コントローラーが5台買える値段・PS4本体が買える値段というのは、コアなゲーマーでも高すぎると感じるだろう。
国内価格は税抜き27500円(定価)くらいだが、海外では199ドルで販売されている。日本円に換算しても少し高く感じる。
品質が良くても値段が高くて買えなければ意味がない。せめて海外価格に合わせて販売してくれれば購入しやすくなる。

最近感覚が麻痺しとるけど、さすがに高いよなあ…
②モジュールが手に入れづらい

スティックに不具合が起きても直せる機能が付いているのに、モジュールが手に入らなければ意味がない。現状日本では販売していないようなので、海外から輸入するのみとなっている。
せっかくなので安定して供給できるようにして欲しいものだ。今後のメーカー対応に期待している。
③コントローラーでPS4の電源を入れれない

社外製コントローラーにありがちだが、PS4の電源を入れることができない。SCUF VANTAGE2は例外で電源を入れることができた。もしかすると純正コンと同じ無線の周波数を使っているのかもしれない。
Astro C40 TRに関しては遅延対策でレシーバーを使用している。そのため電源を入れることができないのは仕方ないかもしれない。細かい点にはなるが、少し残念に感じた。
【番外編】エイムリングは使えます!
エイムリングは通常スティックで1個、長いスティックには2個取り付けることで使用できる。私は長いスティックを愛用しているので2個エイムリングを装着している。
自分の好きなスティックの高さに合わせて購入しよう。純正コンと同じようにしっかりと使えるので安心して欲しい。
価格が許せるなら買って絶対に満足できるコントローラー!【まとめ】

私の中でAstro C40 TRは製品評価⑨とかなり高評価になった。ここまで読んでくれた君の目にはどう写ったじゃろうか?
正直なところ、大きいコントローラーだから全く期待してなかったんじゃ。どうせデカイから使いづらい、誰かに譲れば良いくらいに考えていた。いやいや、そのときの自分謝れ!というくらいガチで良いコントローラーだったわけ…
SCUF VANTAGE2にしても、最近発売された社外製のプロコンは品質がどんどん良くなってる。純正コントローラーベースのプロコンが大好きじゃったけど、浮気してしまうレベルじゃ。
- 大きいコントローラーが好き
- 背面ボタンは2個で十分
- 無線でがっつり使いたい
- 純正コンからはじめて乗り換える人
まだ購入検討中の方は、ミックスアンプやA40などのヘッドセットで定評のある会社が作っているので、品質は期待して良い。 所有して確実に満足できるコントローラーになるじゃろう。
ってなわけでおわる!
以上!おたつ(@i_am_yutori_man)でした!
値段の高い製品じゃから不具合が不安!