どーも!おたつ(@i_am_yutori_man)です!
ゲーミングヘッドセットといえばピンからキリまであるわけで…ハマり出すとお金がいくら合っても足りんわけじゃ。実際に私はいろんな製品を試しまくった結果、財布が寂しいことになっている。せっかくじゃから、ヘッドセット購入の参考になればなと思って、この記事を書いたわけじゃな。
- ゲーミングヘッドセット購入前に最低限知っておくべきこと
- 実際に使った1万以下で買えるおすすめゲーミングヘッドセット
- 紹介した製品の中からタイプ別に分けピッタリな製品を提案
10,000円以下とは言っても、プロが愛用する製品も存在するわけで…コスパに優れた製品は結構あるんじゃ。当記事で紹介するのは、賢くリーズナブルにゲームをプレイしたい人向けのゲーミングヘッドセットというところじゃな。というわけで解説していこう!
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読みたいところをクリック【目次】
ゲーミングヘッドセットを購入する前に最低限知っておくこと
- バーチャルサラウンドについて
- マイクについて
- 接続方法について
- 安かろう悪かろうの製品に気をつける
バーチャルサラウンドは模擬的に前後左右の音を再現する機能。通常であればゲーム音を左右のみで判断しなければならない。自分に聴こえ方が適していれば他のプレイヤーよりも有利になれる。好き嫌いがあるので、サラウンドについて解説した記事を参考にして欲しい。
マイクはボイスチャットや配信をするのであれば必須。基本的に有名メーカーの製品を購入すれば品質はある程度安定している。音質はピンからキリまであるので、こだわりだすと財布の中が大変なことになる。
接続方法はステレオミニプラグというコントローラーに直接させる物と、本体にUSBを差し込むタイプの物がある。音質や性能は後者が上という認識をしていれば大丈夫だ。ただ注意して欲しいのは、PS4などのコンソールゲーム機ではUSB接続だと使えない機能がある。※主にバーチャルサラウンド機能
実際に使った!10,000円以下で購入可能!おすすめゲーミングヘッドセット
ここでは製品の「質感・音の傾向・マイク」など、ゲーミングヘッドセットの購入前に必要な要素を簡単にまとめさせていただいた。人それぞれ重要視する部分が異なると思うので、しっかりと把握した上で購入してほしい。
- HyperX Cloud Alpha
- ASTRO A10
- Razer Kraken
- Logicool G433
- Sennheiser GSP301
多少価格差はあれど、有名所をピックアップしている。10,000円以下ならこの5種類から自分に合った製品を選択して見て欲しい。
ハイパーエックス/HyperX Cloud Alpha
HyperX CloudⅡの進化版として販売されているのがCloud Alphaである。デュアルチャンバーという独自ドライバーが特徴的だ。ちなみにCloudⅡはプロゲーマー愛用率がトップクラスである。
【簡易スペック】
- タイプ:密閉型
- マイク:指向性マイク
- インピーダンス:65Ω
- ドライバー:デュアルチャンバードライバー
- 本体重量:306g
- 価格:8000円~
【使用感】
- つけ心地◯:厚めのパッドが良好で平均的な重量
- 全体の質感◎:この価格帯では最強?
- マイク△:若干籠もってるがボイチャでは許容範囲
- 音質:フラットとは言えないが低音~高音まで聴こえる
現在は後継機である、Cloud AlphaSという製品も発売されている。製品的に大きな違いは、あまり感じない。色が好みだったり、付加機能が欲しければそちらを検討しても良いだろう。Cloud Alphaに関してはかなりコスパに優れた製品だと言える。
10,000円以上する上位モデルと並べても、価格差があると思えないような見た目をしている。正直、マイクに関しては良いと思えないが、それ以外の点は同価格帯の製品に勝っている。インピーダンスが高めなので、できればMIXAMPなどと併用するのを勧める。
アストロ/ASTRO A10
ASTRO A10はMIXAMPで有名なASTROのエントリーモデルだ。eSportsの現場で見るA40TRほどの性能はないが、リーズナブルにASTROサウンドを楽しめるヘッドセットである。
【簡易スペック】
- タイプ:密閉型
- マイク:単一方向性
- インピーダンス:32Ω
- ドライバー:40mmネオジムドライバー
- 本体重量:346g
- 価格:5,500円~
【使用感】
- つけ心地△:悪くはないが少し重い
- 全体の質感○:カッチリしている
- マイク◎:クリアでとても聞こえやすい
- 音質:比較的低音強めな音
定価は9,000円くらいするのだが、Amazonタイムセールなどで5,500円くらいになる。今回紹介する製品の中で最もリーズナブルに買うことができるゲーミングヘッドセットだ。写真で見るとあまり高級感はないのだが、実際に触るとかなりカッチリしている。
比較的低音強めだが、高音もきちんと聴こえる。中音に関しては少し埋もれているような気がする。しかしながらMIXAMPをつなぐのを前提に作られたA40TRとは違い、コントローラー直挿しでもそれなりの音を聴けるチューニングになっている。安価にトップメーカー製品が手に入るのは嬉しい。
レーザー/Razer Kraken
2019年に発売された製品で、Kraken Pro V2の後継機となる。わたし個人の見解だが、Razerといえば低音が強いサウンドのイメージだ。Razer raijuというコントローラーで失敗した経験があるのであまり信用していない。
【簡易スペック】
- タイプ:密閉型
- マイク:単一方向性
- インピーダンス:32Ω
- ドライバー:50mmダイナミックドライバー
- 本体重量:339g
- 価格:8,980円~
【使用感】
- つけ心地◎:つけ心地の工夫が多くされている
- 全体の質感◎:Razerならではの高級感がある
- マイク△:あまり鮮明ではないがボイチャでは許容範囲内
- 音質:低音が強すぎて高音中音が埋もれる
Razerらしいデザインで安っぽさは全く感じないのだが、肝心の音質がFPSやTPSでは合わない気がする。良く言えばMIXAMPなどを使わず、ステレオ音声で迫力のあるサウンドを楽しめるゲーミングヘッドセットかもしれない。
冷却ジェルなどの機能面は決して悪くないのだが、如何せん低音が強すぎて敵の位置を把握しづらい。当記事で紹介しているASTROのA10も低音は強めだが、それ以上に強く感じる。しかしながら長時間ゲーミングヘッドセットは装着する物だ。つけ心地の工夫面ではKRAKENが勝っているといえる。
ロジクール/Logicool G433
G433は、当記事にて紹介するゲーミングヘッドセットで唯一の開放型である。スポーツメッシュ素材が使われており、通気性抜群の製品となっている。
【簡易スペック】
- タイプ:開放型
- マイク:単一指向性ノイズキャンセリング
- インピーダンス:32Ω
- ドライバー:PRO-G 40mm
- 本体重量:259g
- 価格:8,500円~
【使用感】
- つけ心地△:軽いが長時間付けていると頭が痛い
- 全体の質感○:価格相応
- マイク◎:ノイキャンのお陰で騒音が入らない且つクリアな音声
- 音質:聞き取りやすい音だが少し物足りない
ロジクール独自のPRO-Gドライバーが搭載されている。現行品である50mmより少し小ぶりなドライバーだが、とても聞き取りやすい。また軽くて取り回しは良いのだが、私は長時間付けていると頭が痛くなった。
少し型古のゲーミングヘッドセットにはなるが、元々15,000円くらいした製品なので、付属品が豊富でお得感がある。付属のUSBでPCに接続すればDTSサラウンドに対応したりとコスパ面でかなり優れている。同価格帯でG433ほど多機種に対応した製品は少ないだろう。
ゼンハイザー/Sennheiser GSP300(301、302)
音響メーカーである、ゼンハイザーから販売されているコスパの良いゲーミングヘッドセットだ。現在はEPOSというメーカー名に変わったが、製品の仕様は変わらず継続販売されている。
【簡易スペック】
- タイプ:密閉型
- マイク:ノイズキャンセリングマイク
- インピーダンス:19Ω
- ドライバー:不明
- 本体重量:267g
- 価格:8,000円~
【使用感】
- つけ心地◯:軽くてつけ心地が良い
- 全体の質感△:見た目や質感は何とも言えない
- マイク◎:ノイキャンマイク且つクリアな音声
- 音質:音響メーカーらしいフラットな傾向
2017年に販売されたロングセラーの製品だ。ゼンハイザーの物が10,000円以下で買えるというのは嬉しい。音響メーカーらしいフラットな傾向+インピーダンスも低めなので、コントローラーに直挿し又はMIXAMPに繋いでも使いやすい一品だ。
とても良い製品なのだが、見た目が微妙だと感じる方は多いかもしれない。ただ、ゼンハイザーらしいサウンドが聴けるのでコスパは良い。定位も良く、FPSやTPSに必要な中音~高音もしっかり聴こえる。
アナタに合ったゲーミングヘッドセットについて
ゲーミングヘッドセット全てに言えることだが、何もかも完璧に揃った製品は存在しない。その中で自分が何を重視するのか?意識して製品を選定しよう。
【重量を意識し、フラットで聞き取りやすいサウンドを好む人】
- Logicool G433
- Sennheiser GSP300
【ヘッドセット単体で迫力のあるサウンドを聞きたい人】
- ASTRO A10
- Razer Kraken
【プロも愛用する製品を使いたい人】
- HyperX Cloud Alpha
かなりざっくりと分けているが、私の見解としてはこんなところだ。またMIXAMPなどのサウンドカードを通すか通さないかで決めると、少し分け方が変わってくる。
【サウンドカードを通して使いたい】
- Logicool G433
- Sennheiser GSP300
- HyperX Cloud Alpha
【サウンドカードを通さずリーズナブルに使いたい】
- ASTRO A10
- Razer Kraken
もちろん、全ての製品サウンドカードを通しても通さなくても使えるので安心して欲しい。音の傾向を意識するとこのような結果になった。
おたつが10,000円以下でゲーミングヘッドセットを買うならこれ【まとめ】
ここまでリーズナブルなゲーミングヘッドセットについて解説してきたんじゃが、色々な製品を試すのは本当に楽しいと感じるな。装着感はもちろん、ヘッドセットによって全然聴こえ方が違うんじゃもんな。なんだかんだ試せる環境があるんなら、実際に聴いてみるのが一番じゃな!
- HyperX Cloud Alpha:全体的に頭抜けてる
- Logicool G433:付属品多く他よりもコスパ良い
- ASTRO A10:5000円台で買える製品とは思えない
- Sennheiser GSP300:見た目以外◎
- Razer Kraken:音質以外◎
というわけで最後に独断と偏見でランキングを作ってみたで!これはあくまでも個人の見解じゃから自分に合ったヘッドセットはどれか?きちんと判断した上で買わんといけんで!リーズナブルで自分に合った最高の製品を見つけてほしい。
ってなわけでおわる!
以上!おたつ(@i_am_yutori_man)でした!