どーも!おたつ(@i_am_yutori_man)です!
以前紹介したHiFiMANのHE400S同様、ゲーマーにとってはAKGってなんのメーカー?というところじゃろ。音響機器を少しでもカジッてる人なら、絶対聞いたことのあるメーカーの一つじゃな。
ちなみにAKGの特徴として、原音に忠実なサウンドで、解像度も高いためゲームで使用している人も少なからずおるみたいじゃ。実際にゲームで使ったレビューは少ないから、今回の記事はゲーマーにとってかなり参考になるじゃろう。
- AKG K702 について
- 実際にゲームで使用した感想
- どんな人にオススメできる製品か
そこそこ高価な製品じゃが、実際に使えば納得の【つけ心地&音】を実感できるはず。というわけで、AKG K702 について見ていこう!
読みたいところをクリック【目次】
【製品外観・スペック】
内容物は本体/3mケーブル/変換プラグとなっている。ケーブルに関しては長く感じるが、音楽用なので仕方ない。リケーブルできる製品なのでその辺の心配は大丈夫だ。
- タイプ:開放型
- 周波数特性: 10~39,800Hz
- インピーダンス:62Ω
- 本体重量:298g
- 接続方法: 3.5mmプラグ
- 価格:20,000円~
本体重量は軽い部類だろう。インピーダンスは62Ωと若干高めとなっており、アンプを通さないと鳴らせないスペックだ。
写真だと伝わりづらいかもしれないが、紺色のヘッドホンだ。ハウジングの側部はラバーになっている。
正面から見ると、厚めのイヤーパッドがしっかりと支えてくれるのが分かる。
ヘッドバンドはセルフアジャスト機構となっており、装着すると勝手に大きさ調整をしてくれる。
ハウジング部分はガッツリ穴があいており、左側にはケーブルを差し込む場所がついている。
- セルフアジャスト機構搭載
- リケーブル対応
- 定番モデルなので交換用イヤーパッド等を入手しやすい
【使用した感想】
元々価格が高かったヘッドホンなだけあって、全てにおいて上質だなと感じた。音響メーカーのノウハウが詰まりまくったヘッドホンというところだ。ゲームだけに使うのはもったいないかもしれない。
- 全体の質感:全体的に上質で安っぽいパーツは見れれない
- つけ心地:イヤーパッドが大きめでフカフカ、本体重量も軽い
- 音質:低音~高音までとても綺麗で聴き疲れしない音
- 定位:しっかりと敵の位置把握ができる
【ゲームプレイ時に併用したサウンドカード/アンプ】
- コントローラー直差し:ヘッドホンの性能を発揮できないため絶対オススメしない
- MIXAMP:音量自体は増えるがヘッドホンの特性を活かせれていない気がする
- Sound Blaster G6:ゲーム用で鳴らせるのはこいつくらい?ハイゲイン設定で丁度良い
- FiiO K3:ハイゲインにせずともしっかりと鳴る、やはり音が一番綺麗
【細かい感想】
- 付けてる感覚がしないくらいつけ心地が良い
- 音がゴチャゴチャせずしっかりと一つ一つの音を聞き分けれる
やはり、直差しでは音が出ないのでサウンドカードやアンプは必須になる。K702の本領を発揮させたいのなら音楽用のアンプで使用するのを推奨する。とはいえ、SoundBlasterのG6であればゲーム用として十分綺麗に聴こえる。
【細かい感想①】付けてる感覚がしないくらいつけ心地が良い
AKGのヘッドホンにはセルフアジャスト機構が搭載されているが、これが本当につけ心地良い。そして取り回しも最高だ。K702を頭に乗せれば自動で大きさを調整してくれる。
- 大きめのヘッドバンドで頭にかかる重量が分散されている
- フカフカの布製イヤーパッドが耳全体を包み込んでくれる
- 300g以下なので長時間付けていても疲れづらい
つけ心地に関しては、これを悪いと言ったら他のヘッドホン使えないのでは?と思えるくらいに良い。個人的にbeyerdynamic DT990PROよりも上だと思ってる。ただ、気になる点も一応ある。
- 開放型+軽いという点からあまり付けてる感覚がなく、はじめ違和感を感じる
- セルフアジャスト機構は便利だが、人によっては側圧が緩くズレてくる可能性もある
個人的にファーストインプレッションで思ったことをそのまま書かせてもらったが、 気になった点が「付けてる感覚がないヘッドホン」って他にあるのだろうか?というレベル。
【細かい感想②】音がゴチャゴチャせずしっかりと一つ一つの音を聞き分けれる
K702は全体的に音をしっかりと鳴らしてくれる印象だが、迫力のあるサウンドか?と言われるとそうではない気がする。
- 低音~高音までしっかり聴こえるが、どちらかと言えば中高音寄り
- 音はとても繊細で綺麗だが、迫力のあるサウンドではない
- 開放型だからか、音を聞いていて疲れる感じはない
K702を一言で表すと「とにかく音が綺麗」という感じだろうか。AKGのヘッドホンはK271も所持してるが、傾向としては同じ感じがする。ただ、K702は上位モデルなだけあり、更に音場が広いように思える。とはいえ、開放型と密閉型を比較するのもどうかなというところ…
- 「迫力のある音でゲームをしたい」となるのであれば向かない
- 開放型なので外部がうるさいとゲームに集中できない、当然ゲーム音は漏れる
- バトロワ等の音が複雑なゲームで状況把握をしやすい
APEXメインで使用したが、低音がやや後ろに聴こえるため環境音が強調されずとても使いやすいと感じた。音が複雑なバトロワというジャンルにK702は適している気がする。他のゲームでは使用していないので何とも言えないが、値段相応の音でプレイできるはず。
定位良いし、聞き取りづらいような音まで聴こえるから索敵はマジでしやすいと思ったな~。
また、リケーブルしたら結構音が変わる模様。とはいえ、ケーブル単体で良いお値段するので検討中…音質が変化する楽しみがあるというのは嬉しいことだ。
つけ心地・音質文句なしのヘッドホン【まとめ】
正直、デメリットというデメリットが見つからないヘッドホン…どこに悪い点があるのか分からないレベル。一つ言えば、鳴らしづらいという点くらいじゃろうか。それにしても満足度の高い買い物じゃったわ。
- 長時間付けてても疲れない製品が欲しい人
- ゲームから音楽まで妥協せず音を聴きたい人
- 音漏れや外部の音が聞こえても大丈夫な人
こんな人にはオススメじゃけど、ゲームで迫力を求めるんならやめとこう。全ての音をしっかりと把握したいという用途にはかなり向いとると思う。さっきも伝えたけどバトロワ系のゲームにはオススメね!
ってなわけでおわる!
以上!おたつ(@i_am_yutori_man)でした!
当記事ではAKG K702をゲーム用途で使ったレビューをしていくで!