どーも!おたつ(@i_am_yutori_man)です!
FPSやTPSゲーマーならゼンハイザーといえば、GSP600/500などのゲーミングヘッドセットを想像する方が多いじゃろう。老舗音響メーカーなので品質は保証されてるようなもんで、実際所持しとるGSP500やGAMEZEROはとても満足して使っとるんじゃ。
それなら外付けサウンドカードも良いんじゃね?と思って購入したのがGSX1000じゃ。カッコイイ見た目でテンション上がるよな!
- GSX1000について
- 実際に使用した感想
- どんな人にオススメできるか
というわけで、GSX1000はどんなもんか見ていこう!
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読みたいところをクリック【目次】
【製品外観・スペック】
内容物はむちゃくちゃシンプルだ。本体と赤色のUSBケーブルのみ。高価なので、中身が豪華なのかと思いきや…そうでもない。
- 再生周波数:0~48,000Hz
- インピーダンス:16Ω~150Ω
- 接続方法:PC=USB/ヘッドセット=3.5mmミニプラグ
- 対応機種:PC
- 価格:20,000円~
製品仕様については上記の通り。ゲーム用サウンドカードなので、対応インピーダンスがそこまで高くないようだ。
電源を入れると正面のパネルに文字が表示される。操作は全てタッチで直感的にいじることができるようになっている。中央の銀の縁を回すことで音量調整ができるようになっている。
4箇所の縁にあるライトバーをタッチすることで、自分が設定したプリセットを瞬時に呼び出すことが可能だ。
本体右側に付いているダイヤルを回せば、チャットの音量調整をすることができるようになっている。またインターフェイスは全て背面にまとめられている。
GSX1000はスタンドが付いているので、正面から見づらいと感じる方はスタンドを使えば見やすくなるだろう。
- ワンタッチでスピーカーと切り替え可能
- 全てタッチ操作で直感的に使用できる
- 7.1chバーチャルサラウンド対応
【使用した感想】
GSX1000はPUBGのプロが使ってることで有名だが、個人的には何とも言えない。イコライザーが素の状態でイジれないのは、ゲーム用としてどうかと思う。
- 難しい操作が全くないので簡単にそこそこの音を聞ける
- イコライザーを弄ることができないのは不便
実際に使用して思ったのはこんなところだろうか。別に悪い製品ではないのだが、イコライザー弄りが好きな人には少々物足りなく感じるモノだろう。
【細かい感想①】難しい操作が全くないので簡単にそこそこの音を聞ける
GSX1000は難しい操作が全くない。むしろ直感的に触れるデバイスなので、機械音痴の方でも難なく使いこなすことができるだろう。
- PCにUSB接続すれば使用できる
- ほぼ全ての操作がタッチパネルで直感的にできる
- イコライザーはプリセットから選択
- スピーカーとヘッドセットをワンタッチで切り替え可能
このように誰でも簡単に使えるように作られている。スピーカーとヘッドセットをワンタッチで切り替えるボタンがあるので、ヘッドセットを使いたくないときは一瞬で切り替えできるため便利。わざわざPC側の設定が必要ないのは嬉しい。
良い意味でも悪い意味でも、超シンプルに使える外付けサウンドカードじゃな!
そして、イコライザーに関しては用意されたプリセットから選択するだけとなっている。プリセット無し/ GAME/MUSIC/MOVIEとなっている。
- GAME:低域をカットして高域を強調する設定なのでFPSやTPS向け
- MUSIC:音楽を聴くには心地良いドンシャリという感じ
- MOVIE:強めのドンシャリなので音楽よりは映画とかに使うと良い気がする
イコライザーの感想としては上記の通りだが、プリセットを選択しない方が個人的に好み。おそらく通常状態でも、ゲーム用として販売されている物なので問題無いのだろう。
ちなみにサラウンドは切って使用している。前後の音を強調するような設定もあるが、サラウンドの響く感じがどうも聴き取りにくい。ステレオで十分通用するなと感じた。簡単操作でゲーム音をアップグレードしたい方にはマストバイなアイテムと言える。
- ゲーム用アンプの中では音の解像度は高く感じる(MIXAMP/GAMEDAC/X3と比較)
- 150Ωまで対応してるらしいが、高Ωのヘッドホンやヘッドセットではパワー不足
- マイクはモノラルのみ、鮮明とは言えないが…実用レベルかなというところ
また性能についてザッと伝えると、音の解像度や2chでの定位は良い。しかしながらパワー不足感がすごく、最大音量があまり上がらない。あまりΩが高くないヘッドセットやイヤホンならしっかり音が出るのだが、対応Ω内のヘッドセットでもモノによっては音量があまり取れなかったりする。
音の聴こえ方は人それぞれなので参考程度にしてやってください
【細かい感想②】イコライザーを弄ることができないのは不便
個人的にゲーム用のサウンドカードはイコライザーを弄ってなんぼだと思っている。GSX1000に関してはデフォルトかプリセットの選択しかできない。MIXAMPでは自分なりのイコライザーを作るのが楽しかった。
なんでイコライザー弄れんのかな~音響メーカーじゃからか?よお分からんな…
とはいえ、PC専用の外付けサウンドカードなので、ソフトウェアで対応することは可能だ。equalizer apoというソフトウェアを使用することでイコライザー調整が可能になる。
このソフトを使って驚いたのは、ここまで調整できるの?ということ。ASTRO/Soundblaster/Steelseriesと色々な公式ソフトウェアを使ってきたが、equalizer apoの方が調整できる項目が多い。操作はかなり簡単なので、誰でも触ることができるだろう。
これじゃGSX1000の良さを潰してしまうんじゃ?と思うけどね…
シンプルにプリセットから選んで使用するというのがGSX1000のコンセプトだろう。正直、ここまでするなら別のサウンドカードを購入した方が良いかもしれない?
簡単に良い音を聴きたい人向けのゲーミングアンプ!【まとめ】
サラウンドがすごいと絶賛されてたりするが、私は合わなかった。バーチャルサラウンドはあくまでもバーチャル。ただ音を反響させとるだけじゃから敵の位置はボヤッとしか分からない。とはいえ、操作簡単で便利な製品だとは思ったな。
- 難しい設定をせずに使いたい人
- プロと同じ環境でPUBGをプレイしたい人
- 解像度の高いゲーム向けアンプが欲しい人
- ゲーミングヘッドセットしか接続しない人
個人的な評価としてはまずまず…イコライザーAPOを使えば色々できるけど、それをするとGSX1000を使ってる意味がないような気がする…というかPCには他に選択技が沢山ある。
価格も高価なので、わざわざGSX1000を選ぶメリットを見つけるのは難しい気がする。もう少しリーズナブルになれば良いなと思ってる。
そこそこ値段のする製品じゃから、よく調べてから購入を検討して欲しいところじゃな!
ってなわけでおわる!
以上!おたつ(@i_am_yutori_man)でした!
\10,000円以下で買えるオススメゲーミングヘッドセット/
当記事では、ゼンハイザーのゲーム用外付けサウンドカード「GSX1000」についてレビューしていくで!