どーも!おたつ(@i_am_yutori_man)です!
ワイヤレスゲーミングヘッドセットと言えば、充電が煩わしいとか、価格が高い癖に有線より劣るとか言われがちなんじゃ。とは言っても技術は常に進歩しているわけで、ようやくワイヤレスゲーミングヘッドセットも時代に追いついてきたみたいじゃ。
記事内で紹介するASTRO A50は、eSportsシーンでも使われているMIXAMPが充電台に内蔵されとるんじゃ。ASTROのアンプ評判は、誰もが認める出来栄えじゃ。ちなみにA50の製品名にTRが付かないのは、無線だとトーナメントで使用するのが難しいからと聞いとるで!
- A50について
- 実際に使用した感想
- A50はどんな人に勧められるか
というわけで、ASTROのフラグシップモデルであるA50について解説していこう!
読みたいところをクリック【目次】
ASTRO A50【製品外観・スペック】
ヘッドセットのデザインに関してはASTRO A40 TRとさほど変わらないように感じる。現状、無線でサウンドカードが内蔵されている製品は、A50又はSteelseriesのARCTIS PROワイヤレスだけとなっている。無線のヘッドセットでイコライザー調整をしたい人は、選択技の一つとなる製品だ。
- タイプ:オープンエア(おそらく半開放型かと?)
- マイク:単一指向性
- ドライバー:40mmネオジムドライバー
- 本体重量:370g
- 接続方法:無線接続
- バッテリー耐久時間:15時間
- 付属品:光デジタルケーブル,マイクロUSBケーブル
ハウジング部分にはASTROのロゴが入っている。個人的にだが、つや消し加工なのでA40よりも高級感があるよう見える。
どこから見てもA40をそのまま無線にした印象を受ける。ただ、マイクの位置変更などはできないので注意が必要だ。
イヤーパッドやヘッドクッションはフカフカの布素材が使用されている。MODキットを使用すればPUレザーにすることも可能だ。
イヤーパッドは簡単に取り外してドライバーにアクセス可能だ。また大きさ調整する際は、A40と同様メモリが参考になる。
音量調整&ミックス・EQ・バーチャルサラウンドのオンオフは、全てヘッドセット本体に付いているボタンを使用する。
置くだけで充電開始になるBase Station。電池残量やイコライザーは何を使用しているのか一目で分かるようなっている。
ベースステーションの後部には端子が密集している。ややこしく見えるかもしれないが、使用するのはPC/PS4切り替えボタンと光デジタル端子にマイクロUSB端子くらいだろう。
- 無線接続ゲーミングヘッドセット
- 充電台にMIXAMP搭載
- 跳ね上げミュート式マイク
- 取り外し可能なイヤーパッド(MODキット対応)
イコライザー調整方法は別記事で解説しています。やり方はMIXAMPと同じです。
ASTRO A50【使用した感想】
A40を無線にしただけのモデルに見えるが、MIXAMPにA40を繋げて使用するのと使用感が異なる。正直、ファーストインプレッションは無線で便利なだけで音が…と思っていたが、設定を何度か見直すことで、A40と同じような定位感の良いサウンドを聴けるようになった。
- つけ心地◯:A40よりやや側圧強めで、重量はあるがつけ心地は良い部類
- 全体の質感◯:つや消し加工なのでA40よりも高級感がある
- マイク◎:クリアな音声
- 音質:イコライザー調整しやすいフラットな音
【良かった点】
- 充電台のおかげで常にフルバッテリー
- 音質◎イコライザーをMIXAMPと同様に設定できる
【気になった点】
- バーチャルサラウンドを有効にすると定位がボヤッとする
無線のゲーミングヘッドセットは3社くらい使ってきたが、その中でもダントツのクォリティを誇る製品だ。価格もダントツだが、値段以上の価値があると言える。
【良かった点①】充電台のおかげで常にフルバッテリー
無線のゲーミングヘッドセットで気になるのがバッテリーだ。私もいくつか無線ヘッドセットを使用してたことがあるので、充電の不安は何度か感じたことがある。しかしながらA50はサウンドカードとなるBase Stationが充電台になっており、ゲームが終わった瞬間からケーブル類を探さずとも充電可能だ。
- PS4スタンバイ状態で常に充電される
- ヘッドセットの置き場所が固定される
- わざわざケーブルを出して充電する手間がない
- バッテリーの状況を目視できる
バッテリー耐久は15時間と長くは持たないが、おそらく15時間も続けてゲームをプレイする人は少ないだろう。A50は一般的なゲーマーであれば、常にフルバッテリーの状態で使用することができる。またバッテリー状態は、常にBase Stationで確認可能だ。
【良かった点②】音質◎イコライザーをMIXAMPと同様に設定できる
A50の音質は無線のゲーミングヘッドセットの中でダントツ良い部類に入る。MIXAMP同様にイコライザー設定が可能な点も、高価な製品ならではの特権である。
- A40と同様にイコライザー調整しやすいフラット傾向
- 特定の音を強調しすぎておらず、全ての音を満遍なく聴ける
- 自分好みに調整できるので、ゲーム以外でも幅広く使える
A40同様フラットな鳴り方だが、MIXAMPで使ってたイコライザーをそのまま流用すると聴こえ方が異なるため微調整が必要になってくる。ただ他のゲーミングヘッドセットみたいに特定の音を強調する鳴り方ではないので、イコライザー調整はしやすい印象だ。
この音質で無線…何も文句を付けることがない。当たり前だが、遅延は全く感じない!
【気になった点】バーチャルサラウンドを有効にすると定位がボヤッとする
FPSやTPSのようなゲームではバーチャルサラウンドを使うな!と言われるかもしれないが、ApexLegendsをバーチャルサラウンド有効にしてプレイした際、定位がボヤッとして敵の位置を把握しづらかった。
MIXAMP+A40であれば自然なバーチャルサラウンド感が得られたので、私はFPSやTPSでも利用していた。しかしながらA50に関しては無線だからか、モヤモヤした感覚になる。迫力を優先するゲーム以外では無効にするのがオススメだ。バーチャルサラウンド=足音を聴き取りやすくするものではないので注意が必要だ。
もちろんA50に付属しているBase Stationも光デジタルで音を拾ってるので、コントローラー直挿しと比べて、音質に大きな差がある。オーディオのクォリティは間違いなく上がるので安心してほしい。
自身を持って勧められる最上級の無線ヘッドセット【まとめ】
最高峰の無線ゲーミングヘッドセットと言っても間違いない製品じゃが、いかがじゃろうか?取り回しの良さはどう考えてもワイヤレスじゃ。自身を持ってオススメできる。
- 無線でケーブルから開放されたい
- 自分好みにイコライザーの設定をしたい
- 買えば満足できる最高峰の製品が欲しい人
無線は有線に劣ると言われがちじゃが、A50に関してはそんなことない。人によっては若干劣ると言うかもしれんが、個人的にゲームで必要十分な音質+ケーブルの煩わしさから開放されることの方が大きいと感じたな。
ってなわけでおわる!
以上!おたつ(@i_am_yutori_man)でした!